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拠点・奈良県奈良市 運営者・浅野善一

県立病院移転の六条山 環境への影響調査

全域が山林 県、地元への説明も意識

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2012年1月23日
環境調査が行われる県立奈良病院移転予定地の六条山地区の山林(ため池の奥、池は敷地に含まれていない)=2012年1月23日、奈良市七条西町2丁目
 県は、県立奈良病院が移転する奈良市六条山地区で環境調査を始めた。予定地のほぼ全域が山林であるため、自然環境などへの影響を調査する必要があると判断した。県新奈良病院建設室への取材で分かった。一方、地元住民グループも独自に調査を実施、関心を高めている。
 同病院建設には、環境影響評価法に基づく環境影響評価の義務はなく、調査は任意だが、同法に準拠した方法で実施する。県は、病院建設による影響に加え、地元へのその説明の必要性も意識したという。
 調査は、ことし9月までとなっている病院の基本設計と並行して進められる。

地元住民グループも独自調査

 一方、地元住民でつくる「県立奈良病院の移転・建て替え問題を考える会」も、環境などの専門家を交えて独自に現地を調査。1月28日午後1時30分から、同市六条西1丁目の京西公民館で開く第3回懇談会で、結果を報告する=問い合わせは大西喜八さん、電話0742(44)7766=。
 県の計画によると、予定地は同市七条西町2丁目と石木町にまたがる約12ヘクタールの里山。新興住宅地が広がるこの辺りでは、最大規模の緑地となっている。一帯は森林法に基づく地域森林計画の対象民有林で、1ヘクタールを超えて工場・事業場の設置を行う場合、森林率を25%以上とすることが求められる。計画では、敷地の南部分の緑地が保全されることになっている。(浅野善一) 
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