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六条山の緑地保全、跡地の医療存続を県立奈良病院移転 住民がまちづくり課題、話し合う
「県立奈良病院の移転・建て替え問題を考える会」(大西喜八・福山正治代表)の第3回懇談会が28日、奈良市六条西1丁目の京西公民館であり、住民が移転先周辺や跡地周辺のまちづくりの課題や方向を話し合った。
県立奈良病院は、同市平松1丁目の現在地から2キロ南の同市七条西町2丁目の六条山に移転、2016年度に開業の予定。これを受け、両地の地元となる西ノ京地域周辺の住民が昨年6月19日、1回目の考える会を開いた。 この日は45人が参加。事務局が、県との話し合いの結果や六条山の山林を調査した結果を報告したあと、まちづくりの専門家が西ノ京地域の課題を説明した。参加者からは、「六条山のせっかく残っている緑地をなぜ壊すのか」「(病院建設にあたって県に)恵まれた環境を守らせるのは大事」「跡地に医療機能を残してほしい」「新病院の東側からのアクセス道路がない」などの声が上がった。(浅野善一) |
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