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発行者/奈良県大和郡山市・浅野善一
浅野善一

奈良県)絵に出会う通り 大和郡山、掲示板に絵画教室の作品 通行者の目楽しませる

通りにある掲示板に展示された絵画教室の作品=2020年2月29日、大和郡山市矢田町通

通りにある掲示板に展示された絵画教室の作品=2020年2月29日、大和郡山市矢田町通

掲示板の横に立つ奥田さん(右)と絵画教室を開いている横堀さん=同

掲示板の横に立つ奥田さん(右)と絵画教室を開いている横堀さん=同

 大和郡山市矢田町通の通りにある、絵画教室の募集案内掲示が通行者の目を楽しませている。月替わりで生徒の作品を展示していて、次はどんな絵に出会えるかと楽しみしているファンもいるという。

 掲示しているのは近くに住む奥田雅美さん(58)。奥田さんは、市在住の画家横堀喜寛さん(71)が市市民交流館で開いている絵画教室の生徒。7年ほど前、所有する月決め駐車場の通りに面した一角に有料掲示板を設けたときから、その一部を絵画教室の生徒募集案内用に無償提供している。

 絵画教室では、小学校6年生の子供から90代のお年寄りまで22人が油絵や水彩画、アクリル画を習っている。展示する作品は毎回2点ほど。横堀さんから生徒に声を掛けてもらい、借りている。2月は、ゴッホの「糸杉」の模写のアクリル画と青いバナナを描いた水彩画を展示した。

 通りは市中心部にあり、JR郡山駅と近鉄郡山駅を結んでいて人通りも多い。展示したネコの絵に魅せられて、小学校3年生の女の子が祖父と一緒に教室に絵を習いに来たこともあったという。

 奥田さんは「通りにあるので掲示板を作ったら多くの人に生徒募集を見てもらえるかなと思った。近所の人が毎月、絵が変わるのを楽しみにしてくれている」と話す。横堀さんは「通りを歩いていると少しずつ視界に絵が現れてくる感じが良いという感想を聞いた。生徒にとっても、遠くから自分の作品を見れば客観的に見ることができる」と歓迎している。

横堀さんも出品 「東大寺界隈の風景を描く仲間たち展」 3月3日~8日 奈良の画廊

東大寺界隈の風景を描く仲間たち展の案内ポスターから

 横堀さんも出品する「東大寺界隈(かいわい)の風景を描く仲間たち展」が3月3日から8日まで、奈良市上三条町の「ギャラリー&カフェ アートスペース上三条」で開かれる。入場無料。(本記事は2020年3月3日追加)

 出品者はほかに、いずれも奈良市在住の画家、岡本玲さん、吉田敏夫さん、吉田淳子さんの3人。同展は、吉田敏夫さんが「東大寺周辺の風景をそれぞれに趣の違った表現方法で描いている人たち」に呼び掛けて実現した。

 作品は油彩、アクリル画合わせて約50点。岡本さんの「二月堂」、吉田敏夫さんの「新緑の大仏殿」、横堀さんの「お松明(たいまつ)」、吉田淳子さんの「築地の道」など。

 開場は午前10時~午後5時(最終日は同4時)。問い合わせは同ギャラリー、電話0742(23)0114。

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