2013年12月14日 浅野善一

奈良県:平城宮跡朝堂院広場の舗装計画 国交省が12月15日、市民ら対象に説明会

 奈良市の平城宮跡(特別史跡)の復元整備などについて、国土交通省飛鳥歴史公園事務所は12月15日午後2時から、同市上三条町の市中部公民館で、市民らを対象に説明会を開く。申し込み不要で誰でも参加できる。同宮跡第一次朝堂院広場の草地の舗装に反対している「平城宮跡を守る会」(寮美千子代表)が開催を申し入れていた。説明会は2011年11月に続いて2度目。

 同事務所平城分室が説明を予定しているのは、国営公園事業の概要として「国営公園の事業化と基本計画」「国営公園整備プログラム」について、また当面の予定工事として「第一次大極殿院回廊基壇」「第一次朝堂院広場」について。

 朝堂院広場の草地の舗装をめぐっては、「守る会」などの住民らは、舗装により、宮跡全体の生態系への影響や地下水によって守られてきた木簡などの埋蔵文化財への影響が危惧されるとして、中止を求めている。「守る会」は、舗装工事をする前に透水性試験を実施するよう求めている。

 舗装工事は当初の計画では昨年度中に完了する予定だったが、入札に不備があったとして、今年度以降に持ち越され、あらためて9月27日に公告された。しかし、これも入札参加を希望した業者がいずれも要件を満たさなかったことから不調に終わっている。

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