2014年2月14日 浅野善一

奈良県:行基広場のガラス屋根、積雪が弱点 光遮り明るさ奪う

雪にすっぽりと覆われたガラス屋根。灰色の天井に見える。雪の切れ目からわずかな光が差し込んでいる=2014年2月14日午後5時半ごろ、奈良市東向中町の近鉄奈良駅前行基広場

 14日の大雪で、奈良市東向中町の近鉄奈良駅前行基広場に昨年5月、奈良県が設置した大屋根の弱点が浮かんだ。ガラス屋根をすっぽりと覆った雪が光を遮り、広場から明るさを奪ってしまった。

 奈良地方気象台によると、市内の積雪はこの日、最大時で15センチに達した。大屋根にも厚く雪が積もった。普段なら光が差し込むガラス屋根は覆いをかけたような状態になった。

 また、屋根の端の下の歩道にはカラーコーンが置かれ、頭上注意の表示がされた。落雪の危険があることも浮かんだ。

 大屋根反対の市民運動に取り組んだ市内の松永洋介さん(42)はこの日朝、広場を通り掛かり、こうした状況に気づいた。

 松永さんは「駅ビルから広場に出たら、うわっ暗いなと思った。鍵田忠三郎市長が意図した青空広場は開放的なものなのに、全く反対のことが起きていた。屋根は余計なものだと思った」という。頭上注意とある所に屋根から雪がバサバサと落ちてくる様子も目撃したという。

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