2014年3月20日 浅野善一

奈良県:野鳥の姿生き生き、与名正三さん写真展「野鳥生活記」 生駒の美楽来、23日まで

野鳥の生き生きとした姿をとらえた与名正三さんの写真展=2014年3月20日、生駒市西松ケ丘の市芸術会館「美楽来」

 「奈良の声」の連載「やまと鳥事情」筆者の野鳥写真家、与名正三さん(62)の写真展「野鳥生活記」が生駒市西松ケ丘の市芸術会館「美楽来(みらく)」で開かれている。野鳥が餌をとる様子や子育てをする様子など、生き生きとした姿をとらえた写真が、訪れた人の目を楽しませている。入場無料。3月23日まで。(終了しました)

 与名さんは生駒市在住で、「奈良高山の自然 茶せんの里の生きものたち」「森のハヤブサ ナニワの空に舞う」などの写真集がある。日本自然保護協会自然観察指導員も務める。

与名正三さん=同

 展示写真は与名さんがこの15年間に全国各地で撮影したものの中から、野鳥がどのような自然環境の中で生活しているかを知ってもらえるものという基準で、54点を選んだ。半分は県内で撮影したものになった。

 写真には、小枝に止まりさえずる愛らしい姿のオオルリや、あどけないヒナに寄り添うオオタカ、ザリガニを捕らえた瞬間のカイツブリ、森林のクマタカなど、野鳥のさまざまな表情がとらえられている。

 写真にある野鳥のいずれもが自然環境が守られているかどうかの指標になっているという。滝の裏側に巣の材料を運ぶ様子をとらえたカワガラスであれば、水のきれいな渓流にすむ鳥という。

 訪れた女性は「身近にいる野鳥を自分でも撮影してみたい」と話していた。

 与名さんは「野鳥は減少している。守るには自然環境を守らなければならない。野鳥の写真の向こうにある自然環境に思いをはせてもらえれば」と話している。

 開場時間は午前9時から午後5時まで(最終日は同4時まで)。美楽来は電話0743-74-1101。

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