|
大仏殿の柱模型 保健所・教育総合センターに閉鎖の「なら奈良館」 市所有の展示物
ことし3月に閉鎖された奈良市観光施設「なら奈良館」にあった市所有の展示物のうち、東大寺大仏殿の柱模型の新たな展示場所が、奈良市三条本町の市保健所・教育総合センターの1階ロビーに決まった。
模型は、大仏殿内の穴が開いていることで知られる柱を米松で再現したもので、高さ2メートル、直径1.2メートル。2002年にJR西日本から寄贈を受け、なら奈良館に展示していた。市観光振興課は、9階の教育センターに子供向けの施設があることから、親しんでもらえるのではないかと、設置を決めたという。 なら奈良館にあった市所有の展示物のうち、新たな展示先が決まったのはこれが最初。ほかに、主なものとして、明治の奈良町を復元した模型や平城京の復元模型があるが、これらは大型のため、現在も設置場所が見つからず、同市針町の旧都祁行政センター(旧都祁村役場)に保管されたままになっている。(浅野善一) |
関連記事テーマ
ご寄付のお願い
ニュース「奈良の声」は、市民の皆さんの目となり、身近な問題を掘り下げる取材に努めています。活動へのご支援をお願いいたします。
振込先は次の二つがあります。 ニュース「奈良の声」をフォロー
当サイトについて
当局からの発表に依存しなくても伝えられるニュースがあります。そうした考えのもと当サイトを開設しました。(2010年5月12日)
|
|