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地域の身近な問題を掘り下げて取材しています

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発行者/奈良市・浅野善一

県庁横の危険な車道歩行 知事が車道への歩道取り込み指示 バスターミナル計画に伴う拡幅で 開示文書から分かる

 奈良県がバスターミナル計画に伴う車道拡幅のため、昨年3月、県庁横の奈良市道から歩道をなくし、危険な車道歩行を招いている問題。歩道撤去という異例の判断に関し、荒井正吾知事が当初に「歩道を取り込んで、右左折レーンを整備したらいい」と指示していたことが分かった。県情報公開条例に基づく記者の請求で、県が開示した文書から判明した。(2016年9月22日更新)

奈良少年刑務所、本年度中に業務停止 明治のれんが建築保存へ 活用案に博物館やホテル

本年度中に業務を停止し、れんが造りの建物を保存することが決まった奈良少年刑務所=2016年9月7日、奈良市般若寺町

 奈良市般若寺町の明治のれんが建築、奈良少年刑務所建物について、法務省はこのほど、受刑者収容業務を本年度末までに停止し、建物の保存と活用を図ることを決めた。地元では、自治会や保存を求める市民団体が、建物の重要文化財指定などを目指す運動を展開してきた。(2016年9月8日)

記者余話)御所市議会予算特別委の傍聴不許可、権限持つ委員長の選任前に決定 市条例が定めた手順踏まず

 御所市議会が今月4日、6月定例会の予算特別委員会(小松久展委員長、8人)の傍聴を認めなかった問題。市議会は、傍聴の許可、不許可の権限を持つ委員長を選任する前に不許可を決定していた。市議会委員会条例が定めた手順を踏んでいなかった。傍聴希望に対し、丁寧さを欠く対応だ。(2016年7月14日)

三宅町の水辺 ゆかりの万葉の花アサザが見ごろ 住民が普及活動

池一面のアサザの花。朝日を受けて一斉に開いた=2016年7月10日、三宅町伴堂の三宅健民運動場

 三宅町の水辺で、町ゆかりの万葉の花とされるアサザが見ごろを迎えている。現在、自生のものは確認されていないが、2009年に町の花に認定されて以来、町や地元の住民団体の人たちが人工池などで育て続け、今年もかわいらしい黄色い花を付けた。(2016年7月11日)

御所市議会、予算特別委の傍聴認めず 6月定例会、市の補正予算案審議 県内市議会は委員会公開が主流

御所市ホームページの市議会傍聴案内。委員会の傍聴が可能であることを知らせている

 奈良県御所市議会は4日開催の予算特別委員会(小松久展委員長、8人)の傍聴を認めなかった。不許可の理由は「慎重審議の必要な案件が出てくる可能性がある」とした。同市議会は市ホームページで、委員会の傍聴が可能であると案内しているが、実際の運用は別のようだ。一方、県内市議会では委員会公開が主流となっており、奈良市議会などはインターネット中継も実施している。(2016年7月7日)

平群町が役場敷地内を全面禁煙 受動喫煙防止で7月から 県内市町村2例目

平群町役場入り口に設置された敷地内全面禁煙を知らせる看板

 平群町は、7月1日から役場敷地内を全面禁煙にする。住民や職員の受動喫煙防止を図る。県のことし4月の調査によると、県内39市町村で庁舎の敷地内禁煙を実施しているのは王寺町のみで、平群町は2例目となる。(2016年6月29日)

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奈良市の生活保護・通院交通費訴訟 市、「同一病院に月4回」の説明したと認める 原告「支給要件になく申請権の侵害」

 生活保護の通院交通費の支給を誤った説明で受けられなかったとして、奈良市に過去5年分の支給申請をして却下された市内の男性が、市を相手取り却下処分の取り消しなどを求めて奈良地裁に起こした訴訟の裁判で、市側は30日までに、男性が職員から「同一病院に月4回以上通院する場合でないと支給できない」と説明を受けたと主張していた点について、認める陳述をした。(2016年5月30日)

県内市町村庁舎の禁煙実施状況、議会1減 御所市が分煙に後退

 奈良県は27日までに、県内全39市町村庁舎の禁煙実施状況を発表した。本庁舎の建物内禁煙は37市町村(敷地内禁煙を含む)で前年と同数だった。議会棟(室)の建物内禁煙は31市町村(敷地内禁煙を含む)で、前年に比べ1市減った。(2016年5月27日)

奈良少年刑務所れんが建築の保存と活用、法務省が調査 結果、来月公表へ

 奈良市般若寺町の明治のれんが建築、奈良少年刑務所建物について、法務省が保存と活用に関する調査を実施していたことが26日、同省への取材で分かった。(2016年5月26日)

法務省がれんが建築の保存と活用について調査した奈良少年刑務所。写真は表門と塀=2016年5月26日、奈良市般若寺町

奈良市議会 市民への報告会で、土地開発公社疑惑「追及する考えない」 困難理由に 記者が参加者として質問「調査を」

 奈良市議会報告会が20日夜、市民らを対象に同市役所で開かれた。一奈良市民でもある記者は参加者の一人として質問、市に巨額の借金を残した市土地開発公社(2013年3月解散)をめぐる疑惑の調査に取り組むよう求めたが、議会は、土地取得からの時間の経過や証拠の散逸などを挙げて、法的責任の追及は困難とし、「問題を追及する考えはない」と応じなかった。(2016年5月22日)

奈良市議会報告会の意見交換の場で、議員に向かって質問する市民=2016年5月20日、同市役所

宇陀の古民家再生の過程追った新聞連載のパネル展 6月5日まで県立図書情報館で

 奈良県宇陀市室生深野の山里の古民家が別荘宿「ささゆり庵」(松林哲司さん経営)として再生される過程を追った新聞連載のパネル展「フォーラム2016『自然×人=美』~室生深野から見る奈良の姿」(同展実行委員会主催)が、奈良市大安寺西1丁目の県立図書情報館で開かれている。入場無料。6月5日まで。(2016年5月20日、終了しました)

宇陀の古民家再生の過程追った新聞連載のパネル展。右は連載執筆者の北井勲さん=2016年5月20日、奈良市大安寺西1丁目の県立図書情報館

御所の3市町共同ごみ処理施設建設に伴う 自治会への環境整備補助金 未完了事業の期限を問わず 会計規律に課題

 奈良県御所市、五條市、田原本町でつくる「やまと広域環境衛生事務組合」(管理者・東川裕御所市長)が、御所市内に3市町共同のごみ処理施設を建設するに当たって、地元対策として設けた周辺地区環境整備事業補助金制度に基づき、周辺3自治会が2013~15年度に計画した事業のうち、一部が当初の実施予定年度を越えて未完了であることが、「奈良の声」の調べで分かった。(2016年5月20日)

ごみ処理施設建設に伴う環境整備事業補助金で新築が計画されている小殿公民館。実施時期は未定だ=2016年5月12日、御所市小殿

奈良少年刑務所、明治のれんが建築残して 地元自治会が重要文化財指定を願う要望書

 奈良市般若寺町の明治のれんが建築、奈良少年刑務所建物を残してほしいと、地元の自治会が18日、同刑務所に重要文化財指定を願う要望書を提出した。(2016年5月18日)

奈良少年刑務所建物の重要文化財指定を願う要望書を手渡す般若寺町自治会の小井修一会長(中央)と受け取る宮地重光所長=2016年5月18日、同刑務所

奈良市ならまちセンターHPの館内案内図、展示コーナーから飲食店に1年ぶり修正

 奈良市が市ならまちセンターの「企画展示コーナー」を廃止して誘致した飲食店が開業して1年になるのに、同センターホームページの館内案内図が以前のままだった問題で、同センターは17日までに、ホームページを修正した。(2016年5月17日)

ならまちセンターのホームページの館内案内図。「企画展示コーナー」が「レストラン『コトコト』」に変わってから1年ぶりに表示が改められた

奈良市ならまちセンターの飲食店開業1年たつも、HPの館内案内図が以前の展示コーナーのまま

 奈良市が同市東寺林町の市ならまちセンターの「企画展示コーナー」を廃止して誘致した民間の飲食店が開業して1年になるが、同センターのホームページにある館内案内平面図は以前の「企画展示コーナー」のままだったことが13日、分かった。(2016年5月13日)

ならまちセンターのホームページにある館内案内。1階平面図では、1年前に開業した飲食店の部分が以前の「企画展示コーナー」のままになっている。左のメニュー欄には飲食店のバナーがある(2016年5月13日午前の時点)

奈良市西ふれあい広場用地取得めぐる訴訟 住民が控訴

 奈良市の西ふれあい広場計画で、市土地開発公社(2013年3月解散)に不必要な土地を高額で先行取得させたのは違法として、市を相手取り、当時の大川靖則・元市長らに土地の取得費用約21億円を損害賠償請求するよう求めた住民訴訟で、原告は9日までに、請求を棄却した奈良地裁判決の取り消しなどを求めて、大阪高裁に控訴した。(2016年5月9日)

奈良市西ふれあい広場計画めぐる住民訴訟判決 請求棄却も、計画や用地取得の不明朗さ残ったまま

 奈良市の西ふれあい広場計画で、市土地開発公社(2013年3月解散)に不必要な土地を高額で先行取得させたのは違法として、市市民オンブズマンの人たちが市を相手取り、当時の大川靖則・元市長らに土地取得の代金など約21億円を損害賠償請求するよう求めた住民訴訟に対する、先月26日の奈良地裁判決。住民の請求は棄却されたが、計画や用地取得をめぐっての不明朗さは残ったままだ。(2016年5月7日)

1996年3月の西ふれあい広場基本計画にある完成予想図。右の道路が都市計画道路一条富雄線、左は富雄団地