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地域の身近な問題を掘り下げて取材しています

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発行者/奈良市・浅野善一

市民グループが手作りの財政白書 わがまちの未来みんなで考える材料を満載 大阪府守口市

白書作りのメンバーらが守口市の魅力、可能性を語り合った昨年7月の座談会(同白書から)=「守口・財政を学ぶ会」提供<

 大阪府守口市の市民らでつくる「守口・財政を学ぶ会」が同市の財政事情を分析した「守口市民財政白書」(A4判、カラー64ページ)を発行した。税収の安定ぶりを誇った企業城下町は、なぜ財政が悪化したのか、数字を丹念に拾い集め、分かりやすく解説する。市町村の財政は、暮らしと密接につながるが、住民からは遠い存在だ。白書は、お役所の専門用語をなるべく使わないように努め、まちの未来を考え合う材料を満載している。(2016年12月6日)

医療観察法病棟の退院者の36%、再び社会的入院 奈良保護観察所の協議会で明らかに

 傷害などの事件に及んで刑事責任能力が問われず、不起訴や執行猶予になった精神障害者を拘束し、入院治療を強制できる医療観察法をめぐり、退院できる症状に回復した場合でも、住居や保証人が確保できないなどの理由で、社会的入院を余儀なくされる人々が相当数いることが30日、法務省奈良保護観察所(奈良市登大路町)が開いた医療観察制度運営連絡協議会で明らかになった。(2016年11月30日)

県庁横の歩道撤去 車道歩行者1時間に76人 正倉院展期間中の日曜 対策の交差点横断歩道改良、効果の程度不明

バスターミナルが完成して、車体の大きな観光バスの通行が増えると車道歩行の危険性は高まるとみられる。右端の建物は県庁議会棟=2016年10月23日午前9時21分ごろ、奈良市登大路町

 奈良県が観光バスターミナル計画に伴う車道拡幅のため、県庁西側の奈良市道から歩道をなくし、危険な車道歩行を招いている問題で、県が対策として歩道撤去区間の末端の交差点の横断歩道を改良したことから、「奈良の声」は効果を確認するため、観光客が増えるとみられる正倉院展期間中(10月22日~11月7日)を選んで、車道歩行者の数を数えた。(2016年11月17日)

医療観察法、強制治療処遇中の対象者52人が自殺

 精神疾患がもとで行動をコントロールする力が低下して傷害などの事件に及び、刑事責任能力が問われず、不起訴や執行猶予になった人たちを強制的に治療する医療観察法の対象者のうち、法施行の2005年7月以降、処遇中の自殺者が52人に上ることが分かった。同法は対象者を社会復帰させることを目的とし、収容病棟の医師、看護師らのスタッフの数は、一般の精神科病棟より圧倒的に多い。支援のあり方が問われそうだ。(2016年11月7日)

「信長に先駆けた名将」 天野・天理大准教授が三好長慶研究の成果を披露

 江戸初期、戦国の六名将と評価されながら、時代が下るにつれて忘れられていった畿内の覇者、三好長慶(1523~64年)の研究に天野忠幸・天理大学歴史文化学科准教授(日本中世史)が挑み、今月16日、「いまよみがえる三好長慶の世界」と題して講演(大阪府大東市立生涯学習センターアクロス主催)、参加した約100人の歴史ファンを魅了した。首都移転を断行し、政治と経済の都市機能を分離して多極的な国家をデザインした長慶の革新性が存分に語られた。(2016年10月23日)

常置週刊誌は文春、新潮 帯に「殺人」の文字ある小説閲覧は不可 医療観察法病棟退院者が明かす強制入院の重圧感

 2001年6月、児童8人が犠牲になった大阪教育大学付属池田小事件を契機に、国が設置を進めた、触法・精神障害者を強制治療する収容病棟は全国に32カ所(計825床)がある。うち15カ所は府県が運営する施設だ。記者は4年前から国立の施設を退院した人やその家族らに聞き取りをしてきたが、茨城県立の病棟を退院した当事者に今月、インタビューをした。(2016年10月21日)

県庁横、県の歩道撤去が招いた車道歩行者対策 一端の交差点をスクランブル化

スクランブル化された県庁西交差点

 奈良県がバスターミナル計画に伴う車道拡幅のため、県庁横の奈良市道から歩道をなくし、危険な車道歩行を招いている問題で、県と県警は対策として、市道の一方の端にある県庁西交差点を、スクランブル(歩車分離)化した。県はこれによって車道を歩く人を、県が歩道の代わりとする隣接の県文化会館広場通路に、誘導できると考えている。(2016年10月9日)

県の登大路バスターミナル着工 建設地内の都市計画道路、見直し念頭 奈良市への許可申請で明確に 県民に説明なし

登大路バスターミナルの完成予想図と都市計画道路の計画区域(「奈良の声」作成)

 奈良県が奈良公園の観光拠点施設と位置づける登大路バスターミナルが、奈良市登大路町の県営駐車場跡地で、先月10日着工した。建設地に、県が決定した都市計画道路「奈良天理桜井線」(国道369号の拡幅)の予定地が含まれていることについて、県民への説明はほとんどない。県の考えを聞いた。(2016年10月5日)

県庁横の危険な車道歩行 知事が車道への歩道取り込み指示 バスターミナル計画に伴う拡幅で 開示文書から分かる

 奈良県がバスターミナル計画に伴う車道拡幅のため、昨年3月、県庁横の奈良市道から歩道をなくし、危険な車道歩行を招いている問題。歩道撤去という異例の判断に関し、荒井正吾知事が当初に「歩道を取り込んで、右左折レーンを整備したらいい」と指示していたことが分かった。県情報公開条例に基づく記者の請求で、県が開示した文書から判明した。(2016年9月22日更新)

奈良少年刑務所、本年度中に業務停止 明治のれんが建築保存へ 活用案に博物館やホテル

本年度中に業務を停止し、れんが造りの建物を保存することが決まった奈良少年刑務所=2016年9月7日、奈良市般若寺町

 奈良市般若寺町の明治のれんが建築、奈良少年刑務所建物について、法務省はこのほど、受刑者収容業務を本年度末までに停止し、建物の保存と活用を図ることを決めた。地元では、自治会や保存を求める市民団体が、建物の重要文化財指定などを目指す運動を展開してきた。(2016年9月8日)

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記者余話)御所市議会予算特別委の傍聴不許可、権限持つ委員長の選任前に決定 市条例が定めた手順踏まず

 御所市議会が今月4日、6月定例会の予算特別委員会(小松久展委員長、8人)の傍聴を認めなかった問題。市議会は、傍聴の許可、不許可の権限を持つ委員長を選任する前に不許可を決定していた。(2016年7月14日)

三宅町の水辺 ゆかりの万葉の花アサザが見ごろ 住民が普及活動

 三宅町の水辺で、町ゆかりの万葉の花とされるアサザが見ごろを迎えている。現在、自生のものは確認されていないが、2009年に町の花に認定されて以来、町や地元の住民団体の人たちが人工池などで育て続け、今年もかわいらしい黄色い花を付けた。(2016年7月11日)

池一面のアサザの花。朝日を受けて一斉に開いた=2016年7月10日、三宅町伴堂の三宅健民運動場

御所市議会、予算特別委の傍聴認めず 6月定例会、市の補正予算案審議 県内市議会は委員会公開が主流

 奈良県御所市議会は4日開催の予算特別委員会(小松久展委員長、8人)の傍聴を認めなかった。不許可の理由は「慎重審議の必要な案件が出てくる可能性がある」とした。同市議会は市ホームページで、委員会の傍聴が可能であると案内しているが、実際の運用は別のようだ。(2016年7月7日)

御所市ホームページの市議会傍聴案内。委員会の傍聴が可能であることを知らせている

平群町が役場敷地内を全面禁煙 受動喫煙防止で7月から 県内市町村2例目

 平群町は、7月1日から役場敷地内を全面禁煙にする。住民や職員の受動喫煙防止を図る。県のことし4月の調査によると、県内39市町村で庁舎の敷地内禁煙を実施しているのは王寺町のみで、平群町は2例目となる。(2016年6月29日)

平群町役場入り口に設置された敷地内全面禁煙を知らせる看板