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地域の身近な問題を掘り下げて取材しています

発行者/奈良県大和郡山市・浅野善一

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平群のメガソーラー建設現場を見学 環境への影響、災害懸念する県民有志40人

森林が伐採され、土のうが置かれたメガソーラー建設現場を見学する人たち=2021年11月23日、平群町

 メガソーラー建設が及ぼす環境への影響、災害に関心を寄せる県民有志約40人が23日、奈良県平群町内の森林が伐採された建設現場の周辺を見学、「豪雨に見舞われると不安」と訴える地元住民の声に耳を傾けた。(2021年11月24日)

連載・コラム

文化勲章受章の女性たち/政治と憲法の風景・川上文雄…22

筆者のアートコレクションから武田佳子(たけだ・あつこ、1957年生まれ)「脱ぎ捨てて」。2006年制作の作品。モチーフは篠山紀信「宮沢りえ写真集 Santa Fe」(1991年11月刊)のなかの1枚。身体障害のある自分を意識しながら描いた。奈良県在住、たんぽぽの家アートセンターHANA(奈良市)所属

 11月9日に99歳で亡くなられた僧侶で作家の瀬戸内寂聴さん。2006年に文化勲章を受章しています。1937年に始まった文化勲章制度。これまでの受章者は427人(辞退4人を除く)。そのうち女性は22人です(辞退1人を除く)。今年は女性の受章者がいませんでした。ちなみに去年は2人。その数の遅々たる増え方は、どこか女性の政治参加の歩みに似ています(今回の衆議院選挙でも女性議員の数は増えなかった)。また、自然科学分野での初受章はとても遅かった。女性受章者たちを歴史的に振り返ります。(2021年11月21日)


体色の個体差)猛禽2種は色彩多様、研究進み判明/野鳥~生きるための知恵・与名正三…10

淡色型のサシバ。体色は全体に淡い茶褐色

 私たち人間も人種によってさまざまな肌の色をしていますが、日本で観察される野鳥約670種類の中にも、同じ種類なのに個体の体色がさまざまで、図鑑では年齢や性別の解説が難しい野鳥が2種類だけ存在します。どちらもタカの仲間で、一つは「サシバ」です。(2021年6月6日)


奈良・斑鳩でフードドライブ 食品や日用品など7300点 住民ら330人来場 社会福祉法人が催し

住民らが訪れたフードドライブの会場=2021年11月20日、斑鳩町龍田南2丁目の町中央公民館

 奈良県内で精神障害者らを支援する活動を行っている社会福祉法人「萌」の西和エリア事業部(斑鳩町)がフードドライブ事業に取り組んだ。福祉関係団体や企業から提供してもらった食品や日用品など7000点以上を、住民らに無料で持ち帰ってもらう催しを、11月20日、同町龍田南2丁目の町中央公民館で開いた。332人が来場した。(2021年11月20日)

食品や日用品を住民らに配布 奈良・斑鳩町中央公民館で11月20日、社会福祉法人がフードドライブ事業

社会福祉法人「萌」のフードドライブ事業の案内ちらし

 社会福祉法人「萌(もえ)」西和エリア事業部(奈良県斑鳩町)は11月20日午前10時から午後2時まで、同町龍田南2丁目の町中央公民館で、フードドライブ事業として福祉関係団体や企業から提供してもらった食品や文房具、日用品を、住民らに無料で持ち帰ってもらう催し「ちょっときてみて もってって!」を開く。(2021年11月19日)

識者の会議、11月も非公開 奈良県の平城宮跡歴史公園・体験学習館整備 運営要領の原則反映されず

県がホームページで公開している歴史体験学習館(右手前)のデザインイメージ。正面の建物は正倉院を模した外観が検討されている

 奈良県が平城宮跡歴史公園(奈良市)の歴史体験学習館整備に向け、識者の意見を聞くため設置している検討委員会(委員長・増井正哉京都大学大学院教授、12人)の会議が、過去9回すべて非公開だったことが「奈良の声」の取材で明らかになったが、このほど開かれた10回目の会議も非公開で行われたことが、県平城宮跡事業推進室への取材で18日までに分かった。(2021年11月18日)

少し前の記事

生活保護制度の案内、未掲載解消 県内全12市のHP 「奈良の声」取材きっかけ

 奈良県内全12市のうち一部の市のホームページに生活保護制度の案内が掲載されていなかったことが今年6月、「奈良の声」の取材で明らかになったが、取材などをきっかけにその後、掲載が進み、17日時点で未掲載の市はなくなっていることが分かった。(2021年11月17日)

記者余話)オークションで入手の彫刻、浅野孟府の作品だった 京都・宇治の美術愛好家 評伝書いた記者に連絡

 作者不詳でオークションに出品されていた彫刻を入手したところ、記者の拙著「彫刻家 浅野孟府の時代 1900-1984」(批評社)で紹介されている孟府の作品の一つと同じだった――、と京都府宇治市の美術愛好家から記者の元に連絡があった。孟府は大正期の新興美術運動を担った彫刻家。愛好家宅を訪ね、彫刻を見せていただいた。(2021年11月17日)

台座に「MOFU」と刻まれた裸婦像(手前)=2021年11月5日、京都府宇治市羽戸山3丁目の田村和司さん宅

奈良県山添村メガソーラー計画地直下の水道施設を見学 奈良市民有志ら35人

 奈良県山添村の馬尻山(標高約500メートル)で民間業者が開発を予定しているメガソーラー計画地直下にある村民の水道水源を知ろうと、県民の有志約35人が7日、同村春日の村営水道施設を見学した。(2021年11月8日)

村営の簡易水道「春日・大西地区」(第1水源地)を見学する奈良市民有志の人たち=いずれも2021年11月7日、山添村春日

西奈良県民センター跡地の無償譲渡、県「難しい」と回答 住民の要望受け、奈良市が問い合わせ

 奈良県が今年度売却を予定している奈良市登美ケ丘2丁目の西奈良県民センター跡地を巡って、売却に反対する住民が奈良市に対し、県に跡地の無償譲渡を申し入れるよう求めていた問題で、市の問い合わせに対し県が「無償譲渡は難しい」と回答していたことが分かった。(2021年10月31日)

売却が予定されている西奈良県民センター跡地=2021年8月、奈良市登美ケ丘2丁目

探る)国建設の大滝ダム負担金 奈良県、満額支払っても治水機能いまだ途上

 国が治水を主目的に建設した近畿最大級のダム、大滝ダム(国土交通省、奈良県川上村)は、紀の川(吉野川)下流に堤防未整備の区間があるため放流を制限し、本来の洪水対策機能を十分に発揮していない。これに対し県は負担金を満額支払っている。妥当性はあるのか。(2021年10月31日)

大滝ダム貯水湖。地質に課題を残し、湖岸の各所で地滑り対策工事が今も行われている=2021年9月、川上村

県誘致の奈良公園高級宿泊施設の中庭「一般公開」表明も 実施徹底されず、利用もしにくく

 奈良県が奈良市高畑町の県立都市公園「奈良公園」同町裁判所跡地に高級宿泊施設(昨年6月開業)を誘致する当たって、識者の委員会や地元説明会で示していた同施設中庭の一般公開。実施が徹底されていなかっただけでなく、利用する上でも使いにくいことが分かった。(2021年10月27日)

県の地元説明会資料に示された高畑町裁判所跡地事業整備内容の平面図。左上の宿泊施設に「中庭を一般公開」の記述(赤色破線は「奈良の声」が記す)

講演録)情報公開請求20年~加工されていない行政の“原情報”を読み解く

 私は、調査報道の一手段として20年余りにわたって国、自治体の情報公開制度を活用してきました。(2021年10月18日)

大滝ダムの貯水地横断橋。橋がつないだ集落は、試験貯水中の地滑りで離散した=2021年9月16日、川上村白屋付近

記者余話)傍聴時の録音希望、門前払いしないで 奈良県議会委員会の取材

 現在開会中の奈良県議会9月定例会に合わせて開かれた委員会について、記者が傍聴時の録音許可を求めたところ、傍聴規則を理由に認められなかった。(2021年10月17日)

県議会の傍聴者に配布される注意書きは録音を禁じているが、完全に禁止されているわけではなく、議会の許可を得られれば可能

探る)地下水の有用物語る証人 県中央卸売市場の自己水源45年

 来年、開設45年となる奈良県大和郡山市筒井町の県中央卸売市場は当初から、自己水として地下水をくみ上げ、事業用水に利用してきた。(2021年10月12日)

県中央卸売市場の浄水施設。深度150メートル掘削の地下水を活用している=2021年10月8日、大和郡山市筒井町

平城宮跡歴史公園の体験学習館整備 識者の検討委、過去9回すべて非公開 奈良県、「委員らに圧力、不利益の恐れ」理由に

 奈良県が奈良市の平城宮跡歴史公園に計画している歴史体験学習館について、識者の意見を聞くため設置している整備検討委員会の会議が、過去9回すべて非公開だったことが分かった。(2021年10月10日)

県がホームページで公開している歴史体験学習館(右手前)のデザインイメージ

生活保護世帯数が15%減 生駒市、庁内連携の成果と説明 市民団体は申請権の侵害ないか懸念

 奈良県生駒市の生活保護世帯数が急減していることが、市民団体の調査で分かった。(2021年10月7日)

生駒市の生活保護の動向

水道一体化、不参加の市町村にも用水供給 奈良県が方針

 奈良県は、県域水道一体化に参加しない市町村であっても、現在、県営水道から供給を受けている市町村に対しては、用水を供給する方針を決めている。(2021年10月5日)

県営御所、桜井浄水場を遠方監視制御する県水道局広域水道センター=2021年9月28日、大和郡山市満願寺町

視点)奈良公園に県誘致の高級宿泊施設「公益上必要な建築物」か 開発許可の適用除外、客室料金の高さ制度の想定外? 問う機会なく

 昨年6月、奈良市高畑町の県立都市公園「奈良公園」に、県が富裕層を狙って誘致した高級宿泊施設が開業した。場所が市街化調整区域であっても建築できたのは、公園施設が「公益上必要な建築物」として、開発許可の適用対象から除外されるため。(2021年10月3日)

県が奈良公園に誘致した高級宿泊施設。手前は敷地と道路を仕切る塀=2021年10月1日、奈良市高畑町

記者余話)微修正された大滝ダムへの賛辞

 生駒市は、2030年までの市水道事業を展望した「市水道ビジョン」の策定に先立ち、本年1月から2月にかけパブリックコメントを実施し、原案に対する意見を募っていた。(2021年9月30日)

大滝ダム、室生ダムなどの2県営水道から受水し、地下水と混ぜて利用する生駒市営浄水場=2021年9月26日、生駒市山崎町

資産統合の目標時期、当初は20年後 水道一体化、県の方針転換で一気に早まる 内部文書開示で判明

 奈良県の主導により、県と県内27市町村が進める県域水道一体化計画で、県の構想は当初、参加自治体の水道事業資産を統合する時期について、20年後の2038年度ごろをめどとしていたことが分かった。(2021年9月25日)

市町村の浄水場廃止を強力に進めようとする奈良県庁=2021年8月10日、奈良市登大路町

西奈良県民センター跡地 公園活用前提に無償譲渡申し入れを 住民要望に市「慎重に検討」 市議会で答弁

 奈良県が今年度売却を予定している奈良市登美ケ丘2丁目の西奈良県民センター跡地を巡る問題が、15日の同市議会9月定例会一般質問で取り上げられた。(2021年9月15日)

売却が予定されている西奈良県民センター跡地。センター廃止によって周辺は公共の集会施設の空白地域になっている=2021年8月16日、奈良市登美ケ丘2丁目

元奈良新聞編集委員、山下栄二さんが随筆集 在職中、1面コラム欄に執筆の177編 折々の世相軽妙に

 元奈良新聞社編集委員でフリーライターの山下栄二さん(61)=奈良県河合町在住=が同紙在職中、1面のコラム欄に書いた記事をまとめた「コラム徒然草(つれづれぐさ) 奈良から」が同新聞社から発行された。(2021年8月30日)

山下栄二さんの「コラム徒然草 奈良から」

廃止の西奈良県民センター周辺、公共集会施設の空白地域に 市公民館など、重複避け配置してきた結果か 跡地は売却予定

 住民の文化活動や地域活動に利用されてきた奈良市登美ケ丘2丁目の県施設、西奈良県民センターが2016年に廃止されてから5年余り。1970年代初め、大規模な宅地開発が進む奈良市学園前地域における集会施設の先駆けだった同センターの周辺は今、逆に公共の集会施設の空白地域になっている。(2021年8月27日)

西奈良県民センター跡地周辺の奈良市公民館など

旧陸軍省の戦意高揚絵画集、生駒の田中さん画家の目で語る 「戦況悪化、国民に知らされずむごい」 8月22日の市民集会で(延期)→12月5日に開催

 太平洋戦争中、国民の戦意を高揚させる目的で旧陸軍省が刊行した戦争美術の画集を題材に、奈良県生駒市生駒台南の画家田中彰治郎さん(77)が8月22日(延期)、同市内で開かれる市民集会「夏のつどい~語り継ぐ戦争と平和」(生駒市平和委員会主催)で講演する。(2021年8月13日)

義父の遺品、旧陸軍省「大東亜戦争陸軍作戦記録画集」を前に語る田中彰治郎さん。手前は同画集に収められた一作、中村研一「コタ・バル」=2021年8月12日、生駒市生駒台南の田中さんの自宅

大和郡山市 缶・瓶リサイクル作業委託業者の器材費用負担、廃止 契約書との整合性なく 「奈良の声」が指摘

 奈良県大和郡山市は、家庭から排出された缶・瓶のリサイクル作業を委託している業者に支払っている委託料のうち、「リサイクル機器損料」をこの2021年度から廃止した。(2021年8月5日)

家庭ごみの処理業務を担当する大和郡山市クリーンセンター清掃センター=2021年8月5日、同市九条町

講演録)大東市の地域資源たる「彫刻家 浅野孟府」

 本稿は、「自由ジャーナリストクラブ」(小山帥人代表幹事)が昨年10月、大阪市内で開催した浅野詠子講演会の内容を大幅に加筆し、修正したものです。(2021年8月3日)

浅野孟府最晩年のアトリエ=大阪府大東市(浅野孟府彫刻作品集から)