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発行者/奈良県大和郡山市・浅野善一

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浅野善一

街角から)大和郡山の絵画教室が生徒作品展 楽しむ人たちでにぎわう

生徒が筆を振るった絵が並ぶ横堀絵画教室の生徒作品展=2021年4月25日、大和郡山市北郡山町のやまと郡山城ホール

生徒が筆を振るった絵が並ぶ横堀絵画教室の生徒作品展=2021年4月25日、大和郡山市北郡山町のやまと郡山城ホール

 奈良県大和郡山市在住の画家横堀喜寛さん(72)が開いている絵画教室の生徒作品展が同市北郡山町のやまと郡山城ホールで、4月25日までの3日間開かれ、絵を楽しむ人たちでにぎわった。

 横堀絵画教室は、同市市民交流館を会場に、現在10歳から94歳までの生徒22人が水彩画や油絵を学んでいる。大切にしているのは、気負わず気軽に絵を描くことを楽しめる雰囲気。普段は教室で制作にいそしむが、年に1度、スケッチ旅行も企画する。

 作品展は2年に1度開催。今回は8回目で、生徒がそれぞれ3~4点を出品、75点が展示された。会場には4号から50号の大作まで、生徒が筆を振るった静物画や風景画が並んだ。東大寺の修二会や明日香村の歴史公園など県内の伝統行事や名所を題材にした油絵、野菜や果物などを題材にした水彩画が訪れた人の目を楽しませた。

 生徒の一人の女性は、のどかな海岸線を列車が走る風景画を出品、「コロナ禍で出かけられない皆さんに見てもらえれば」と話した。

 同ホールで行われた音楽会の帰りに立ち寄ったという60代の女性2人連れは、生徒が作品に付けた個性的なタイトルに関心しながら、絵を楽しんでいた。

 横堀さんはコロナ禍での開催で不安もあったが、「多くの人に来てもらうことができた。絵の力だと感じた」と作品展の成功を喜んでいた。

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