浅野善一
奈良少年刑務所保存へ勉強会 21日、赤煉瓦ネットワークの内藤さんが講演
赤煉瓦ネットワーク事務局長の内藤恒平さん=2015年6月10日、「奈良少年刑務所を宝に思う会」の松永洋介さん撮影
明治のれんが建築、奈良少年刑務所(奈良市般若寺町)の重要文化財指定を目指して活動している「近代の名建築 奈良少年刑務所を宝に思う会」(山下洋輔会長)の第5回勉強会が8月21日午後1時から、奈良市手貝町の手貝町会所で開かれる。赤煉瓦(れんが)ネットワーク事務局長の内藤恒平さんが「みんなで守った赤煉瓦建築」をテーマに講演する。(終了しました)【当日の記事】
守る会によると、赤煉瓦ネットワークは1991年発足の全国組織。長年にわたり数多くの赤れんが建築の保存と活用に取り組んできた。内藤さんは1980年代、後に観光名所となった横浜港の赤れんが倉庫群の活用計画に横浜市職員として携わり、その経験が同ネットワーク発足へとつながった。講演では、内藤さんの近代建築への情熱、経験についてたっぷり語ってもらう予定という。
参加費500円、申し込み不要。問い合わせは守る会の小井修一さん、電話090-5155-6894。