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発行者/奈良県大和郡山市・浅野善一

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浅野善一

8月6日に奈良天理・柳本飛行場跡を歩く催し 参加者募集 強制連行の歴史などたどる

コースの一つとなる柳本飛行場跡の新しい説明版=2020年1月、奈良県天理市長柄町

コースの一つとなる柳本飛行場跡の新しい説明版=2020年1月、奈良県天理市長柄町

 「天理・柳本飛行場跡の説明板撤去について考える会」(高野真幸さんら5人の共同代表)は、8月6日に開催する同飛行場跡を歩いて巡る催しの参加者を募集している。奈良県天理市にあった同飛行場は太平洋戦争末期の海軍軍事施設で、建設には強制連行された朝鮮人も動員され、朝鮮人女性の慰安所もあったとされる。

 こうした歴史については、関係資料の発掘に取り組むグループが、飛行場建設に従事した朝鮮人労働者ら当時を知る関係者への聞き取り調査などを重ねて解明してきた。

 その成果を踏まえて1995年、同飛行場跡の一角にある市の公園に、市と市教育委員会の連名の説明板が設置されたが、2014年、朝鮮人の「強制連行」や「慰安婦」を批判の標的にする団体の関係者とみられる人たちからのメールや電話を受けて、市自ら撤去した。市は理由について、「強制性」を巡ってはさまざまな議論があるという趣旨の説明をした。

 「考える会」は、説明板の再設置を求める運動を展開するとともに、会が主体となって市民らからカンパを募り、昨年4月、以前とは別の同市長柄町の民有地に新たな説明板を設置した。

 催しのコースは全長約2キロ。午前10時、天理市兵庫町のJR長柄駅に集合し、新しい説明板や防空壕、滑走路の名残をとどめる直線道路など、点在する飛行場の施設跡を巡り、その歴史をたどる。

 参加無料。事前申し込みが必要で、定員20人(受け付け順)。申し込みは「考える会」事務局、電話090-8234-0077。新型コロナウイルスの感染対策としてマスクの着用のほか、発熱のある人には参加を控えてもらうなどの協力を求めている。小雨決行、実施の有無は午前8時に判断。 関連記事へ

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