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4月18日第3回「奈良の声」読者会お知らせ~読者が開く読者の集い

浅野善一

奈良市長「しっかりとした調査必要」 廃棄物収集運搬業者、無許可で積み替え保管の疑い

「奈良の声」の取材に応じた仲川げん奈良市長=2026年3月27日、同市役所、浅野善一撮影

「奈良の声」の取材に応じた仲川げん奈良市長=2026年3月27日、同市役所、浅野善一撮影

 奈良県内で一般廃棄物や産業廃棄物の収集運搬業を手掛ける奈良市の業者が、収集したごみを市内の同社施設に無許可で保管し、市の行政指導を繰り返し受けていることが「奈良の声」の報道で明るみになった。ごみを処理施設へ運ぶのに分別したり、別の車にまとめたりする積み替えのための保管を疑われている。仲川げん市長は3月27日、市役所で「奈良の声」の取材に応じ、「許可を得ず積み替え保管をしていれば大きな問題。きちんとした調査がまず必要」との考えを示した。

 仲川市長は取材に対し、26日の「奈良の声」報道を受け、27日朝、担当課から説明を受けたことを明らかにした。その上で「今回、情報提供(報道)をいただいて事実を認知したので、市としてきちんとした調査がまずいると思う。しっかりと裏取りをした上で、内容によっては厳しい措置を取るということが当然必要だと思う」と述べた。

 「奈良の声」は現地での取材や関係者への取材を重ね、この業者が一般廃棄物収集運搬業や産業廃棄物収集運搬業の積み替え保管の許可を受けていないにもかかわらず、収集したごみを処理施設へ運ぶのに奈良市内の同社施設で分別したり、別の車にまとめたりしていることを疑わせる事実を示した。

筆者情報

奈良の廃棄物収集運搬業者、無許可ごみ保管繰り返し 市行政指導で一時撤去も業務継続

倉庫からあふれ出たごみをパワーショベルを使ってパッカー車に積み込んでいるところ=2025年12月22日、奈良市内、浅野善一撮影(パッカー車をぼかしています)

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