浅野善一
記者余話)【奈良県議会に関心のある皆さんへ】傍聴で県庁駐車場利用が無料時間枠を超えたら事務局に申し出よう
奈良県議会の6月定例会が8日から21日まで開かれる。傍聴者は県庁駐車場利用時間が2時間の無料時間枠を超えた場合、議会事務局に申し出れば、無料駐車券の交付を受けることができる。本会議、委員会いずれの会議も対象。この措置は年間を通して適用される。
通常は2時間を超えると、1000円の料金が発生する。記者が昨年の6月定例会を傍聴した際、2時間を超えたため、「議会を傍聴して1000円は高すぎる」と議会事務局に訴えたところ、改善された。
同駐車場はもともと、平日には無料だった。2時間の制限はあったが、超えても料金は発生しなかった。有料化は、2013年4月に県庁隣の県営登大路観光自動車駐車場(有料)が、登大路バスターミナル整備に向け閉鎖されたときから。県奈良公園室によると、現在の位置付けは、来庁者用駐車場ではなく、一般駐車場「奈良登大路自動車駐車場」だという。
同室は昨年7月の取材で「誰でも2時間以内であれば無料で利用できる。来庁者は業者がほとんど。県庁は、市町村役場のように住民が大勢窓口に来ることはない」としていた。議会傍聴者は想定されていなかった。 続報へ