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第4回「奈良の声」読者会の報告

浅野善一

馬見丘陵公園駐車場有料化「まずはイベント時のみで」 奈良県が議会で答弁 10月催しで検証、1回500円

奈良県営馬見丘陵公園北駐車場=2026年7月、同県広陵町、浅野善一撮影

奈良県営馬見丘陵公園北駐車場(車のナンバーをぼかしています)=2026年7月、同県広陵町、浅野善一撮影

 チューリップ園などが人気の奈良県営馬見丘陵公園(河合町、広陵町)の駐車場有料化を検討している県は、9月18日の県議会定例会一般質問で、まずはイベント時のみの有料化を考えていることを明らかにした。10月3~12日開催の「あきいろマルシェin馬見フラワーフェスタ」で1回の利用につき500円の料金を試験的に徴収する。

 若林かずみ議員(自由民主党・無所属の会)の質問に県まちづくり推進局長が答えた。若林議員は、県が進めようとしている馬見丘陵公園への民間活力導入や駐車場有料化について「自然や古墳を保全するとともに近隣住民の日常利用に配慮する必要がある」として、今後の進め方をただした。

 この中で駐車場の有料化について、馬見丘陵公園は近隣住民が日常的に訪れる生活に根差した公園であり、子育て世代や高齢者など多様な方々が利用しているとした上で、「誰もが気軽に足を運べる環境を維持することは重要。日常的な利用にまで一律に有料化を適用することには慎重であるべき。イベント時だけなら有料化も仕方がないという意見が多い」と訴えた。

 これに対し県まちづくり推進局長は、10月の駐車場有料化の狙いについて来園手段の公共交通への転換や周辺道路の交通渋滞、公園の利用のしやすさを検証するとした。また、「高騰する花などの植栽費や維持管理費の増大に対応するため来園者に負担いただくことはやむを得ない」と理解を求めた。

 その上で実施方法について「まずはイベント時だけで有料化を考えている。イベント時以外については今後、公園、駐車場の利用状況を踏まえながら、引き続き検討を進めたい」と述べた。

 県は、昨年秋の同じ催しの際にも有料化に向けた社会実験(実証実験)として同額の料金を徴収している。

筆者情報

馬見丘陵公園駐車場有料化、10月に2度目の試験徴収 奈良県、社会実験「費用高額」指摘で中止の一方

奈良県営馬見丘陵公園北駐車場=2026年7月24日、同県広陵町、浅野善一撮影

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