消える歴史建築 奈良市、旧都跡村役場取り壊しへ
奈良市が取り壊しを決めた旧都跡村役場=2014年2月、同市四条大路5丁目
昭和初期に建てられ、近代和風建築として貴重とされる、奈良市の旧都跡村役場がこの夏にも、市によって取り壊される。地元自治連合会の要望を受け、集会施設に建て替えるためだ。文化財登録や保存活用の可能性について議論がないまま、歴史的建築物が消えようとしている。
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奈良市が取り壊しを決めた旧都跡村役場=2014年2月、同市四条大路5丁目
昭和初期に建てられ、近代和風建築として貴重とされる、奈良市の旧都跡村役場がこの夏にも、市によって取り壊される。地元自治連合会の要望を受け、集会施設に建て替えるためだ。文化財登録や保存活用の可能性について議論がないまま、歴史的建築物が消えようとしている。